
2chでMac初心者質問のスレを覗いていたら、
リンククラブ被害報告まとめwikiについての情報が寄せられていました。そのwikiを見ると、連絡なしに無断で一万円引き落とされる被害が多数発生しているとのことなので、自分の通帳を確認してみると2008年12月29日にNS リンククラブ名義でしっかり一万円引き落とされていました。
リンククラブというのは、20世紀の頃、Macの情報を扱ったニューズレターを発行する組織として発足したものだと記憶しています。まあ、当時は道具としてだけでなくMac自体にとても興味があったし、現在のようにインターネット経由で情報が入手できる時代でもなかったので発足当時から入会しました。Macを買うとパッケージの中に勧誘のチラシがいっしょに入っていたんじゃなかったでしょうか。入会時に送られてきたメンバーズカードにもAppleのロゴが入ってましたし、なんとなくアップルジャパンの外部組織みたいな雰囲気を漂わせていました。
その後は定期的にニューズレターという小冊子が送られてきています。はじめの頃はMacに関する情報ばかりだったのですが、段々とライフスタイルを語るような感じに内容は変化していきました。昔のMacPower誌も終刊前にそんな風に変化していきましたが、インターネットの普及で紙媒体はいろいろ試行錯誤しているのだろうくらいに思っていました。また、このリンククラブ自体がインターネットのプロバイダも始めて、読者がMacユーザーだけではなくなったのからかなとも思っていました。
ISPはすでに別のところと契約していたので、私はリンククラブの提供するインターネットに関するサービスを利用したことは一度もありません。ニューズレターが送られてくるのにちらっと目を通すだけの存在だったのです。当初の年会費がいくらだったのか記録・記憶ともに不明ですが、通帳を確認すると2007年2月には3480円、2008年2月には3780円引き落とされています。改めて考えてみるとニューズレターの年間購読料としては高いような。でもまあ、とくに気にもとめず、今日まできました。
そこに、今回の一万円無断引き落とし事件の発生です。
リンククラブのサイト を見ると、トップに以下のような文章が載せられていました。
いつもリンククラブをご支援いただきまして誠にありがとうございます。
リンククラブはユーザクラブとして発足し、多くの会員様からの ご支援・ご協力とともに発展して参りました。
昨今ハッカーによるハッキング技術が飛躍的に進化しており、 さらに今後数年で驚異的な進化を見せると予想しております。
リンククラブでは今後もさらなる情報管理と情報保護の一層の強化のため規約に基づきその費用の一部を、2008年12月に会員様ご負担(10,000円)とさせていただきました。
ご理解・ご協力をお願い申し上げます。
ホームページなどで事前にお知らせさせていただいたのですが、 ご案内が不十分であったことをお詫びいたします。
なお、ご理解・ご協力いただけない場合は、返金にも応じております。
返金をご希望の方はお名前、会員番号、利用サービス、ドメイン名など明記の上 2009年1月末日までにご連絡下さい。 メール:customer@linkclub.jp
これを読むと、ハッキング対策に必要な費用として一万円徴収したと言うことのようですが、私としてはまったく納得できません。ニューズレターを送ってもらってるだけで、ホスティングサービスやプロバイダとしては全然利用してないのに、なんでハッキング対策と称して一万円も取られちゃうんでしょう。また、ニューズレターには事前にこの一万円徴収の件についてはまったく掲載されていませんでした。ホームページで事前にお知らせしましたって書いてありますが、リンククラブのサイトにアクセスしたのは、今回の事件を知ってからが初めてなくらいのです。
そこで、上記の文章にある返金を申し込もうと考えたのですが、会員番号が分かりません。ニューズレターの封筒に会員番号が書いてあるのですが、捨ててしまって手元にはありません。リンククラブのサイトには会員番号照会というのがあったので問い合わせてみたのですが、今日でもう5日になるのにまだ返答がありません。ふつうのサイトだとこういうサービスはすぐに返事が返ってくるものなんですけどね。

会員番号を入力しないと退会の手続きもできないので、仕方なくいろいろ探してみるとでてきたのがこのメンバーズカードでした。紙製で会員番号も自分で書くようになっているのですが、よくぞ書きこんどいてくれたと当時の自分を褒めてあげたい。当時はインターネットではなくてファクスでの情報提供サービスなんてのもやってたなと想い出しながら、早速、返金お願いメールを送り、退会の手続きをしました。まあ、返事があるのか、いったい本当に返金されるのかどうか、今後のリンククラブ側の対応を待とうと思います。
この事件はふつうのクレジットカードの不正使用などより、ずっとたちが悪い行為だと思います。不正使用の場合には、犯罪に利用するために不正にクレジットカードの情報を入手して行使するわけでしょう。それに対して、リンククラブの場合には、正常な手続きで入手した利用者の情報を、不適切な請求に利用したのですから。こういうのが許されるのだとしたら、公共料金や定期購読などでの口座振替やネットでの通販などが心配で使えなくなっちゃいます。そういった社会的なインフラに対する信頼を守るためにも、行政かまたはもしかすると警察の出番なんじゃないかな。