ふだんは、だいたい自然といつもの時刻あたりに目が覚めます。でも、寝過ごすことがあってはまずいので、目覚まし時計もセットします。以前つかっていたクォーツの時計は、一日に数秒のずれがあったと思います。一日に一秒でも、一ヶ月で30秒、一年だと6分のずれになります。朝の数分は貴重ですから、このずれもばかにはできません。かといって時刻あわせをするのも面倒な感じ。
ということで、2年ほど前から電波時計を使っています。電波時計は自分で時刻を修正してくれているので安心です。時刻表示は性格なのですが、この電波時計の目覚ましの音が最近小さくなってきました。また、この時計には本体の上側に付いているスイッチを押すと女の人の声で時刻をアナウンスしてくれる機能があります。夜中にふと目覚めて時刻を知りたい時など、明かりをつけても眼鏡を外していると余程近づかなければ時刻が読めないほどの近視なので、このアナウンス機能は便利です。でも、その女性の声もこのところ小さくなってきました。
どうしてかなと思いながら、電池を交換してみました。バックアップの電源はないようで、電池を交換すると現在の時刻やそれまでセットしていた目覚ましの時刻はリセットされます。しかしボタンを押すと、電波を受信して自分で年月日・曜日と時刻を合わせてくれます。電波時計の電波は時刻だけでなく、日付も知らせてくれているんですね。ただ、時刻合わせが完了するまでに数分かかるのが不思議。
電池の交換で、無事に目覚まし音やアナウンスの声の大きさも復活してくれました。
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北原進著 吉川弘文館
本体1700円 2008年1月発行
旗本・御家人と札差というサブタイトルがついていますが、主に札差しについて扱った本です。もともと、「江戸の札差」とうタイトルで1985年に江戸選書一冊として出版されたものを復刊したのだそうです。
幕臣のうち、知行地をもつ上層の旗本を除いて、その他多くの旗本・御家人は一年に3回、蔵前にある幕府の米蔵から、米と一部お金で給料を支払われていました。米を支給された武士は、生活費としてつかうお金を入手するために米を換金する必要があります。個々の武士が、米を受け取って米屋まで運搬して売り払うのは手間がかかりますから、それを代行して行うのが札差しの業務の始まりでした。米の支給は年に3回ですから、その間にお金の必要となった武士への短期の金融業務も営むようになりました。
やがては、江戸での贅沢な生活に慣れて赤字になった武士家計への金融業も営むようになります。武士は借金があるかぎり札差しを別の札差しに替えることが許されていませんでしたので、定期的に支給される給与を握った札差しは金融業者として経済的に大繁栄したわけです。借金漬けになった幕臣を救うために、幕府は相対済まし令や棄捐令などを出しましたが、消費生活の変化に伴う幕臣の家計の恒常的な赤字が原因ですから、問題の解決にはつながりませんでした。
幕府から幕臣に支給されるのがずっと米であり続けた(一部はお金でも支給されたそうですが)のはどうしてなんでしょう。何石取り・何俵取り・何人扶持というように、サラリーの額が米で表示されていて、それが仕来りとなっていたからだとは思います。でも、知行地を持っている一部の上層旗本以外はサラリーマンなのですから、幕府が米相場の有利なときに米を換金して、幕臣へはお金で支給するようにすれば、少なくとも札差しが米価の変動から得ていた利益の分だけでも、武士の側が手にすることもできたろうにと思えてしまいます。
ハードカバーの本ですが、内容は一般向けの新書といった印象です。札差しについて、その沿革、どんな仕事をしていたのか、江戸の豪商としての札差しなどについて分かりやすく説明されていて、新書としたら1700円は高いけれど、買って損のない好著でした。

東浩紀・北田暁大編 NHKブックス別巻
2008年4月発行 本体1500円
NHKブックスの一冊ではあるのですが、中で編者も書いている通り、中身は雑誌風味です。特集・日本と銘打たれているように、ナショナリズム・日本論・共和主義などに関するシンポジウム・論考とともに、現在の日本文化の代表である、マンガ・アニメ・初音ミク現象などに関する論考も載せられています。
一番おもしろかったのは、「日韓のナショナリズムとラディカリズムの交錯」です。民族主義という言葉に対する感覚が、南北の分裂という問題を抱える韓国と日本とでは異なる点の指摘は鋭いですね。あと、韓国では金大中・盧武鉉という進歩派の指示する大統領が実現し、しかもそれが金融危機後のIMF管理下だったので、経済的には厳しい政策をとらなければならなかった点が、基本的には自民党の政権が続いている日本とは大きく違います。盧武鉉政権の実現に寄与した三八六世代が、その下の世代からは既得権をもつ世代として批判されるというのも、興味深い指摘です。
共和主義に関しては、視点のことなった二人の論考が載せられていますが、切れ味は今ひとつ。シンポジウムや対談の記録は、分かりやすく読めるので歓迎。また、評論ってとりあげられている対象をよくは知らなくても何となく読めてしまう物ですが、巻末に載せられて編者に絶賛されている「キャラクターが、見ている」という公募論文は、「エヴァンゲリオン」「あずまんが大王」「らき☆すた」などなどを知らないので、理解困難で残念でした。
雑誌を単行本の形で売る試みはありかもしれませんね。少なくともこの内容の雑誌が創刊されたとして、その創刊号を私が買うかというと、おそらく手に取ることもないような気がするので、そういう点では成功した企画なのだと思います。
2008年8月25日月曜日
2008年8月21日木曜日
福島県立大野病院事件の無罪判決
昨日は福島県立大野病院事件の裁判で無罪の判決が言い渡されました。 日本の臨床医であればだれもがこの裁判には注目していたと思います。本当にほっとしました。被告の加藤医師にもおつかれさまといいたい気持ちです。
業務上過失致死や過失傷害で起訴されるのは、患者取り違え・間違った薬剤の使用・薬剤の過量などなど、明らかな過失がある場合だけだと思っていました。ところが、この事件ではそのような専門外の私にも分かるような過失はなく、それなのに担当医が逮捕されてしまったことが非常に驚異かつ脅威でした。他人事とは思えず、それまではこの種の話題にそれほど興味があったわけではないのですが、この事件以降、ネットでの情報収集もするようになりました。
この事件や大淀病院事件については、多くの医師がネットで議論し、詳細な検討がなされています。それらを見た限り、本事件で主治医に過失があったとはとても思えません。医療の場では、過失が無くとも、治癒が望めなかったり、障害が残ったり、死亡につながる場合があることは避けられないことです。
患者さんが不幸な転機を取った際に、医師の過失があったのではと考えたくなるご遺族の気持ちも分からなくはありません。ただ、判決後の記者会見でも患者さんの父親の方は「真実を知りたい」とおっしゃっていたそうですが、裁判の過程できっちり公開された事実以上のどんな「真実」を知りたいのか、疑問に感じます。
また、本件の患者さん死亡後も逃げも隠れもせずに地域での診療を続けていた医師をわざわざ逮捕した警察、また無理筋な起訴をした検察には反省をお願いするとともに、ぜひとも控訴しないで欲しい。また、患者さんの父親が会見で医療界に向かって述べた「今後に不安を感じる。再発を防止するためにも、原因追求して対策をたててほしい」という言葉を、警察・検察は自分たちに向けられたものと考えて欲しいものです。そうでなければ、医師のみならず、医療を受ける人すべてにとっても不幸です。
業務上過失致死や過失傷害で起訴されるのは、患者取り違え・間違った薬剤の使用・薬剤の過量などなど、明らかな過失がある場合だけだと思っていました。ところが、この事件ではそのような専門外の私にも分かるような過失はなく、それなのに担当医が逮捕されてしまったことが非常に驚異かつ脅威でした。他人事とは思えず、それまではこの種の話題にそれほど興味があったわけではないのですが、この事件以降、ネットでの情報収集もするようになりました。
この事件や大淀病院事件については、多くの医師がネットで議論し、詳細な検討がなされています。それらを見た限り、本事件で主治医に過失があったとはとても思えません。医療の場では、過失が無くとも、治癒が望めなかったり、障害が残ったり、死亡につながる場合があることは避けられないことです。
患者さんが不幸な転機を取った際に、医師の過失があったのではと考えたくなるご遺族の気持ちも分からなくはありません。ただ、判決後の記者会見でも患者さんの父親の方は「真実を知りたい」とおっしゃっていたそうですが、裁判の過程できっちり公開された事実以上のどんな「真実」を知りたいのか、疑問に感じます。
また、本件の患者さん死亡後も逃げも隠れもせずに地域での診療を続けていた医師をわざわざ逮捕した警察、また無理筋な起訴をした検察には反省をお願いするとともに、ぜひとも控訴しないで欲しい。また、患者さんの父親が会見で医療界に向かって述べた「今後に不安を感じる。再発を防止するためにも、原因追求して対策をたててほしい」という言葉を、警察・検察は自分たちに向けられたものと考えて欲しいものです。そうでなければ、医師のみならず、医療を受ける人すべてにとっても不幸です。
2008年8月20日水曜日
江戸の高利貸

北原進著 吉川弘文館
本体1700円 2008年1月発行
旗本・御家人と札差というサブタイトルがついていますが、主に札差しについて扱った本です。もともと、「江戸の札差」とうタイトルで1985年に江戸選書一冊として出版されたものを復刊したのだそうです。
幕臣のうち、知行地をもつ上層の旗本を除いて、その他多くの旗本・御家人は一年に3回、蔵前にある幕府の米蔵から、米と一部お金で給料を支払われていました。米を支給された武士は、生活費としてつかうお金を入手するために米を換金する必要があります。個々の武士が、米を受け取って米屋まで運搬して売り払うのは手間がかかりますから、それを代行して行うのが札差しの業務の始まりでした。米の支給は年に3回ですから、その間にお金の必要となった武士への短期の金融業務も営むようになりました。
やがては、江戸での贅沢な生活に慣れて赤字になった武士家計への金融業も営むようになります。武士は借金があるかぎり札差しを別の札差しに替えることが許されていませんでしたので、定期的に支給される給与を握った札差しは金融業者として経済的に大繁栄したわけです。借金漬けになった幕臣を救うために、幕府は相対済まし令や棄捐令などを出しましたが、消費生活の変化に伴う幕臣の家計の恒常的な赤字が原因ですから、問題の解決にはつながりませんでした。
幕府から幕臣に支給されるのがずっと米であり続けた(一部はお金でも支給されたそうですが)のはどうしてなんでしょう。何石取り・何俵取り・何人扶持というように、サラリーの額が米で表示されていて、それが仕来りとなっていたからだとは思います。でも、知行地を持っている一部の上層旗本以外はサラリーマンなのですから、幕府が米相場の有利なときに米を換金して、幕臣へはお金で支給するようにすれば、少なくとも札差しが米価の変動から得ていた利益の分だけでも、武士の側が手にすることもできたろうにと思えてしまいます。
ハードカバーの本ですが、内容は一般向けの新書といった印象です。札差しについて、その沿革、どんな仕事をしていたのか、江戸の豪商としての札差しなどについて分かりやすく説明されていて、新書としたら1700円は高いけれど、買って損のない好著でした。
2008年8月18日月曜日
クラリスワークス4でマックライトIIの書類を開く
うちでは、SheepShaverでもTitaniumPBG4でも、クラリスワークス4を使ってマックライトIIの書類を問題なく読めてます。ふつうにファイルメニューから開いても、ドラッグアンドドロップでも、どちらでもOKです。

システムフォルダの中にClarisという名前のフォルダがあります。さらにその中にXTNDフィルタというフォルダがあって、他のクラリス製品や他社のソフトの書類を開くのに必要なフィルタ書類が、こんな感じにたくさん入っています。図の下から2番目の「マックライトII XTND-J」がきっとマックライトIIの書類を開くのに必要なフィルタだと思います。もしかすると、これが明宏さんのMacの中に無いのかも知れませんね。
もし、このフィルタがあっても開かないのだとしたら、難問ですね。FileBuddyで単純にtyepをMWJDからCWPJへ、creatorをMWJ2からCWKに変更してもクラリスワークス4では開けないし、解決策がすぐには思い浮かびません。どうしたらいいのだろう。

システムフォルダの中にClarisという名前のフォルダがあります。さらにその中にXTNDフィルタというフォルダがあって、他のクラリス製品や他社のソフトの書類を開くのに必要なフィルタ書類が、こんな感じにたくさん入っています。図の下から2番目の「マックライトII XTND-J」がきっとマックライトIIの書類を開くのに必要なフィルタだと思います。もしかすると、これが明宏さんのMacの中に無いのかも知れませんね。
もし、このフィルタがあっても開かないのだとしたら、難問ですね。FileBuddyで単純にtyepをMWJDからCWPJへ、creatorをMWJ2からCWKに変更してもクラリスワークス4では開けないし、解決策がすぐには思い浮かびません。どうしたらいいのだろう。
2008年8月17日日曜日
思想地図 vol.1 特集・日本

東浩紀・北田暁大編 NHKブックス別巻
2008年4月発行 本体1500円
NHKブックスの一冊ではあるのですが、中で編者も書いている通り、中身は雑誌風味です。特集・日本と銘打たれているように、ナショナリズム・日本論・共和主義などに関するシンポジウム・論考とともに、現在の日本文化の代表である、マンガ・アニメ・初音ミク現象などに関する論考も載せられています。
一番おもしろかったのは、「日韓のナショナリズムとラディカリズムの交錯」です。民族主義という言葉に対する感覚が、南北の分裂という問題を抱える韓国と日本とでは異なる点の指摘は鋭いですね。あと、韓国では金大中・盧武鉉という進歩派の指示する大統領が実現し、しかもそれが金融危機後のIMF管理下だったので、経済的には厳しい政策をとらなければならなかった点が、基本的には自民党の政権が続いている日本とは大きく違います。盧武鉉政権の実現に寄与した三八六世代が、その下の世代からは既得権をもつ世代として批判されるというのも、興味深い指摘です。
共和主義に関しては、視点のことなった二人の論考が載せられていますが、切れ味は今ひとつ。シンポジウムや対談の記録は、分かりやすく読めるので歓迎。また、評論ってとりあげられている対象をよくは知らなくても何となく読めてしまう物ですが、巻末に載せられて編者に絶賛されている「キャラクターが、見ている」という公募論文は、「エヴァンゲリオン」「あずまんが大王」「らき☆すた」などなどを知らないので、理解困難で残念でした。
雑誌を単行本の形で売る試みはありかもしれませんね。少なくともこの内容の雑誌が創刊されたとして、その創刊号を私が買うかというと、おそらく手に取ることもないような気がするので、そういう点では成功した企画なのだと思います。
2008年8月15日金曜日
まだ暑い、夏の外来
今日も暑い一日でした。ショートパンツで外に出ると、アスファルトからの照り返しで、下腿がちりちり熱く感じられるほどでした。つい木陰を探して歩いてしまいます。
こんな残暑の一日ですが、外来に来た患者さんの中には、 風邪と呼ぶには少し高めの発熱に加えて、咽頭痛・咳などの呼吸器症状の人の比率が多い印象でした。お盆休みのせいで、高血圧症・脂質異常症・糖尿病など、ふだんは多い内科の慢性疾患の患者さんが少なくて、そう感じただけなのかな。
それにしても、38度以上あるのに運動の部活を続けたり、40度もあるのに明日からの合宿には行きたいという方もちらほら。若いからできることだとは思いますが、人生長いのだからまたの機会もあるだろうし、しっかり水分摂ってお休みするようにお話ししました。
こんな残暑の一日ですが、外来に来た患者さんの中には、 風邪と呼ぶには少し高めの発熱に加えて、咽頭痛・咳などの呼吸器症状の人の比率が多い印象でした。お盆休みのせいで、高血圧症・脂質異常症・糖尿病など、ふだんは多い内科の慢性疾患の患者さんが少なくて、そう感じただけなのかな。
それにしても、38度以上あるのに運動の部活を続けたり、40度もあるのに明日からの合宿には行きたいという方もちらほら。若いからできることだとは思いますが、人生長いのだからまたの機会もあるだろうし、しっかり水分摂ってお休みするようにお話ししました。
2008年8月12日火曜日
夏のTime Capsule
朝、起床後にMacBook Proに触れると、両側の奥あたりは明らかにかなり暖かいというか熱くなっています。夏だとはいえ早朝の室温は30度を下回っています。しかも、夜間は7−8時間以上スリープし続けて全く使用していないのに、こんなに熱を帯びるのは困ったもの。今朝一番にスリープから起こした時の、CPUなどの温度はこうなっていました。

MacBook Proをスリープさせて真夏の屋外に持ち出しても、こんなに熱くはなりません。どうやら、夜中のスリープ中にもTime CapsuleとMacBook Proとの間でなにやらやりとりがあって、こんな風に熱くなってしまうようです。
Time Capsuleの方にも触れてみると、MacBook Proよりも少し温度が高い感じ。耳を近づけると、ファンもまわっています。ただ、夏は窓が開いていて外の音が聞こえてくるので、Time Capsuleのファンの音はまったく気になりません。
TimeMchineの設定はこんな風になっています。なので、一時間ごとのバックアップの他に、日付をまたぐ頃には不要になる前々日のデータの整理などをしてるんでしょうか。でも、こんなに熱くなるのは不思議。
Time Capsule 到着
Time Capsule セットアップ完了
遠くまでカバーするTime Capsule
暖かいTime Capsule

MacBook Proをスリープさせて真夏の屋外に持ち出しても、こんなに熱くはなりません。どうやら、夜中のスリープ中にもTime CapsuleとMacBook Proとの間でなにやらやりとりがあって、こんな風に熱くなってしまうようです。
Time Capsuleの方にも触れてみると、MacBook Proよりも少し温度が高い感じ。耳を近づけると、ファンもまわっています。ただ、夏は窓が開いていて外の音が聞こえてくるので、Time Capsuleのファンの音はまったく気になりません。
TimeMchineの設定はこんな風になっています。なので、一時間ごとのバックアップの他に、日付をまたぐ頃には不要になる前々日のデータの整理などをしてるんでしょうか。でも、こんなに熱くなるのは不思議。
Time Capsule 到着
Time Capsule セットアップ完了
遠くまでカバーするTime Capsule
暖かいTime Capsule
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