文庫に関するサイトを見ると、新たな発見がけっこうありました。
今だと天を化粧裁ちしてある文庫本もかなり見かけます。でも昔は、天は不揃いになっているものばかりでした。で、文庫本は安く売る必要があるから、経費節約のために天の化粧断ちを省いているのだとばかり思っていました。でも、岩波文庫のサイトを見ると、創刊時におしゃれのためにああしたのだそうです。ほかの文庫もそれに倣ったんでしょうね。
新潮文庫はここしばらく買ったことがなかったので気付かなかったのですが、ほかの文庫では省かれるようになった紐のしおり(スピンと言うそうです)が新潮文庫にだけは残っていると新潮文庫のささやかな秘密にありました。しかも、あのしおりをつける経費が一本10円もしていたとは驚き。でも、もっと驚きなのは、新潮社にはあの紐のしおりを廃止しないようにという要望が多く寄せられてるということです。
本は寝転がって読むことがけっこうあります。その際、中から紐のしおりがだらんと垂れ下がってきたりしてうっとうしいので、私はあの紐が大嫌いです。たいてい、文庫本には新刊案内みたいなチラシがはさまれていますから、その紙をしおりとして利用すれば充分。紙に紐の形のへこみが出来るし、時には色が移ったりすることもあるし、ハードカバーの本でも紐はありがた迷惑なだけです。あの紐のしおりが好きな人はどんな点をお好みなんでしょうね。
このページの記事一覧
『印刷雑誌』とその時代
印刷学会出版部編集
株式会社印刷学会出版部
本体8600円
実況・印刷の近現代史というサブタイトルがついています。印刷雑誌というのは、明治24年から続く印刷業界の雑誌です。業界誌とはいっても、かなり啓蒙・学術的な色彩も強いもののようで、現在では株式会社印刷学会出版部から発行されています。
本書は800ページ以上の大冊です。初めの170ページは第一部近代印刷史歴覧にあてられ、文字通り近代日本の印刷の歴史が、印刷技術、カラー印刷、デザイン、組版、タイポグラフィーにわけて解説されています。また、第二部は印刷雑誌記事集成ということで、600ページ以上にわたって明治時代から21世紀までの記事のピックアップが収録されています。監修者が6人もいるのは、さすがに学会の発行物らしく、ご愛敬。
第二部には印刷技術の解説記事がたくさんありました。印刷機の解説記事は現在に近くなるほど、素人の私には理解が難しい感じです、しかし、明治から戦前の機械や技術は比較的単純で、それらに関する記事はとても分かりやすく勉強になりました。
また、時代を遡るほど、ヨーロッパやアメリカとの印刷技術やデザインの格差に触れる記事が多かった様な気がします。専門家からみると格差は歴然だったでしょうから、こういう技術者の中には、アメリカとの戦争が始まった際に敗戦を予期した人が少なくなかったのではと思わされます。しかし、物言えば唇寒しという世情から、戦時中の記事は精神論的でした。
あと、本筋からは外れますが、戦争中の話として陸軍の登戸研究所で中国重慶政府の紙幣の偽札作りに実際に携わった人の手記が載っています。「重慶側も日本が偽造しているのは分かっていたが、真偽の判定ができず、放置するよりほかに方法がなかったようである」など興味深く読みました。ただ、この手記自体は21世紀になって書かれたものです。敗戦後も機密保持を求められたのでしょうが、墓場まで秘密を持って行かずにきちんと明かしてくれた手記の筆者には感謝です。
現在に近くなる第六章バブル経済と失われた十年、第七章IT時代の印刷には、MacやDTPに関する記事がかなり多くなっています。しかも、この二つの章が扱う27年間でハード・ソフトともに大幅に進歩しました。でも、「日本語組版には厳格なルールは存在しない」などという記事があるので、問題点は残っているのですね、
珍しいことですが、この本の奥付には1800部と発行部数が示されていました。この発行部数はかなり少ない感じがするので、基本的には業界関係者向けに出版されたものなのでしょう。たまたまジュンク堂池袋店の書棚で見かけて、面白そうだったので買ってしまいましたが、全然畑違いの素人で買ってる人は少なそう。ジュンク堂は遠いけれど、こういう珍しい本に出会えることがあるので、ときどきは出かけることにしています。

先日までは緑色だった桑の実が、赤く色づくようになってきました。童謡では、山の畑の桑の実を小籠に摘んだそうですから、食べられるんでしょうね。口にすれば甘そうにも見えまするが、毛がいっぱい生えていて、ちょっと食べる気にはなりません。
もうしばらくするともっと暗く赤く色づきますが、トリもあまり食べないようです。 なので、この木の下の地面に実が落ちているのをよく見かけるようになります。ちょうど並んで植わっている寒桜の落とす暗赤色のサクランボとこの桑の実と、人に踏まれて道路の染みになってしまうのが悲しい。

昔はおカイコさんを飼っていたという話を、定期的に往診している農家のご高齢の患者さんたちからはよく聞きます。桑畑がいちめんに拡がっていたのだそうです。また、世間的には新暦の8月15日頃がお盆ですが、こと地域ではおカイコさんの世話の忙しい時期とお盆が重ならないようにするために、お盆の行事を7月末ごろにしていたとも聞きました。今でも、7月末のお盆の風習は残っています。
それほどに養蚕がさかんだったわけですが、現在では桑の木をほとんどみかけません。この谷保駅のホームの外側の木と、他には2カ所くらいしか生えてる場所を知りません。みんな伐られて宅地になったのでしょうね。
2008年5月31日土曜日
2008年5月29日木曜日
岩波文庫のグラシン紙の劣化
昨日書いたように、我が家には本文用紙が読むに耐えなくなるほど劣化した本は見あたらなかったのですが、ぼろぼろになってしまっている紙がないわけではありませんでした。劣化が著しいのはグラシン紙です。きっと、グラシン紙は酸性紙なんですよね。
最近ではみかけませんが、プレーンなボール紙の箱入りの専門書にグラシン紙のカバーがかかっているパターンが昔は多かったと思います。そういった箱入りの本のグラシン紙は、本を出し入れする際に破れてしまうことが多く、捨ててしまうことがほとんどでした。箱に入れてあるのに、さらにグラシン紙のカバーで保護する理由って何だったんでしょう。

あと、グラシン紙は岩波文庫のカバーに使われていました。というか、昔の岩波文庫はグラシン紙のカバーと価格表示の星印が特徴だったと思います。グラシン紙のカバーをやめたのは、カラフルなカバーをつけて店頭で目立たせる理由もあったのでしょう。でも、グラシン紙はすごいスピードで茶色く劣化して見た目が良くないし、こんな風に触れるとパリパリ破損してしまうからってこともあったんでしょうね。
最近ではみかけませんが、プレーンなボール紙の箱入りの専門書にグラシン紙のカバーがかかっているパターンが昔は多かったと思います。そういった箱入りの本のグラシン紙は、本を出し入れする際に破れてしまうことが多く、捨ててしまうことがほとんどでした。箱に入れてあるのに、さらにグラシン紙のカバーで保護する理由って何だったんでしょう。

あと、グラシン紙は岩波文庫のカバーに使われていました。というか、昔の岩波文庫はグラシン紙のカバーと価格表示の星印が特徴だったと思います。グラシン紙のカバーをやめたのは、カラフルなカバーをつけて店頭で目立たせる理由もあったのでしょう。でも、グラシン紙はすごいスピードで茶色く劣化して見た目が良くないし、こんな風に触れるとパリパリ破損してしまうからってこともあったんでしょうね。
2008年5月28日水曜日
酸性紙の変色
印刷雑誌とその時代を読んでいて思ったのですが、酸性紙・中性紙に関する記事はピックアップされていませんでした。酸性紙問題は一般にもかなり有名になりましたから、専門誌に取り上げられなかった筈はないのですが、「印刷」にはあまり関係ないからスルーされたんでしょうか。
学生の頃、卒論の材料にするために大正・昭和戦前期の雑誌を読みあさったことがありました。もともと雑誌にはそれほど良質な紙が使われているわけではないためもあるのでしょうが、どれもページ全体が茶色く変色していました。ページをめくると端の方から紙がぱりぱり折れてしまう感じで、これでは読めなくなる時期もそう遠いことではないなと感じたものです。
ああいった本の対策を、図書館はきちんとしているんでしょうか。放置されてたら今頃は、興味ある研究者が古い雑誌を手にとっても読めなくなっていそう。あれからもう20年以上経過しているので、心配ではあります。
昔は新品の本の紙ってとても白かったと思うのですが、中性紙が使われ出した頃から、ごく薄く黄色みがかった紙に変化したような気がします。一時は中性紙使用などと奥付の上に表示されていたこともあったかと思いますが、今では特にそういう表示は見かけなくなりました。でも、現在売られているハードカバーの本の紙はほとんどが薄いクリーム色なので、中性紙に印刷されているのでしょう。
学生の頃は引っ越しの都度、本の多くを処分していたので、あまり昔の本は残っていないのですが、いつ頃までの本に変色が多いのかチェックしてみました。1990年代以降の発行のものは、概ね変化なしです。もうみんな中性紙なんでしょう。

しかし、1980年代発行のものはページの周囲がうっすら茶色くなり始めているものと、ほとんど変化のないものとが混在しています。 これは、1980年10月発行の岩波新書ですが、本の周辺が変色しています。しおりは、発売時にこの新書に挟み込まれていたものですが、本文用紙と比較すると白さが際だっているので、中性紙なんでしょうか。
変色しているかどうかは、出版社ごとに違うというわけではないようです。同じ岩波書店の1980年代発行の本でも、ハードカバーの方が変色してなかった感じでした。
また、うちの書棚にも大正や昭和戦前期に発行された本もわずかながらありますが、それらすべての本に著しい変色がみられるというわけではありません。特に、アート紙の本など、染みはあってもページの周辺から変色してくる様子はほとんどみられませんでした。
変化が見られる本でも空気と接触するページの周囲の方の変色だけで、冒頭にあげた雑誌のように紙がぼろぼろになるようなものは我が家には一冊もありませんでした。図書館と違って、我が家の本は私が生きている間だけ保ってくれればいので、まあ特に対処はしなくても大丈夫のようです。
学生の頃、卒論の材料にするために大正・昭和戦前期の雑誌を読みあさったことがありました。もともと雑誌にはそれほど良質な紙が使われているわけではないためもあるのでしょうが、どれもページ全体が茶色く変色していました。ページをめくると端の方から紙がぱりぱり折れてしまう感じで、これでは読めなくなる時期もそう遠いことではないなと感じたものです。
ああいった本の対策を、図書館はきちんとしているんでしょうか。放置されてたら今頃は、興味ある研究者が古い雑誌を手にとっても読めなくなっていそう。あれからもう20年以上経過しているので、心配ではあります。
昔は新品の本の紙ってとても白かったと思うのですが、中性紙が使われ出した頃から、ごく薄く黄色みがかった紙に変化したような気がします。一時は中性紙使用などと奥付の上に表示されていたこともあったかと思いますが、今では特にそういう表示は見かけなくなりました。でも、現在売られているハードカバーの本の紙はほとんどが薄いクリーム色なので、中性紙に印刷されているのでしょう。
学生の頃は引っ越しの都度、本の多くを処分していたので、あまり昔の本は残っていないのですが、いつ頃までの本に変色が多いのかチェックしてみました。1990年代以降の発行のものは、概ね変化なしです。もうみんな中性紙なんでしょう。

しかし、1980年代発行のものはページの周囲がうっすら茶色くなり始めているものと、ほとんど変化のないものとが混在しています。 これは、1980年10月発行の岩波新書ですが、本の周辺が変色しています。しおりは、発売時にこの新書に挟み込まれていたものですが、本文用紙と比較すると白さが際だっているので、中性紙なんでしょうか。
変色しているかどうかは、出版社ごとに違うというわけではないようです。同じ岩波書店の1980年代発行の本でも、ハードカバーの方が変色してなかった感じでした。
また、うちの書棚にも大正や昭和戦前期に発行された本もわずかながらありますが、それらすべての本に著しい変色がみられるというわけではありません。特に、アート紙の本など、染みはあってもページの周辺から変色してくる様子はほとんどみられませんでした。
変化が見られる本でも空気と接触するページの周囲の方の変色だけで、冒頭にあげた雑誌のように紙がぼろぼろになるようなものは我が家には一冊もありませんでした。図書館と違って、我が家の本は私が生きている間だけ保ってくれればいので、まあ特に対処はしなくても大丈夫のようです。
2008年5月26日月曜日
『印刷雑誌』とその時代
『印刷雑誌』とその時代印刷学会出版部編集
株式会社印刷学会出版部
本体8600円
実況・印刷の近現代史というサブタイトルがついています。印刷雑誌というのは、明治24年から続く印刷業界の雑誌です。業界誌とはいっても、かなり啓蒙・学術的な色彩も強いもののようで、現在では株式会社印刷学会出版部から発行されています。
本書は800ページ以上の大冊です。初めの170ページは第一部近代印刷史歴覧にあてられ、文字通り近代日本の印刷の歴史が、印刷技術、カラー印刷、デザイン、組版、タイポグラフィーにわけて解説されています。また、第二部は印刷雑誌記事集成ということで、600ページ以上にわたって明治時代から21世紀までの記事のピックアップが収録されています。監修者が6人もいるのは、さすがに学会の発行物らしく、ご愛敬。
第二部には印刷技術の解説記事がたくさんありました。印刷機の解説記事は現在に近くなるほど、素人の私には理解が難しい感じです、しかし、明治から戦前の機械や技術は比較的単純で、それらに関する記事はとても分かりやすく勉強になりました。
また、時代を遡るほど、ヨーロッパやアメリカとの印刷技術やデザインの格差に触れる記事が多かった様な気がします。専門家からみると格差は歴然だったでしょうから、こういう技術者の中には、アメリカとの戦争が始まった際に敗戦を予期した人が少なくなかったのではと思わされます。しかし、物言えば唇寒しという世情から、戦時中の記事は精神論的でした。
あと、本筋からは外れますが、戦争中の話として陸軍の登戸研究所で中国重慶政府の紙幣の偽札作りに実際に携わった人の手記が載っています。「重慶側も日本が偽造しているのは分かっていたが、真偽の判定ができず、放置するよりほかに方法がなかったようである」など興味深く読みました。ただ、この手記自体は21世紀になって書かれたものです。敗戦後も機密保持を求められたのでしょうが、墓場まで秘密を持って行かずにきちんと明かしてくれた手記の筆者には感謝です。
現在に近くなる第六章バブル経済と失われた十年、第七章IT時代の印刷には、MacやDTPに関する記事がかなり多くなっています。しかも、この二つの章が扱う27年間でハード・ソフトともに大幅に進歩しました。でも、「日本語組版には厳格なルールは存在しない」などという記事があるので、問題点は残っているのですね、
珍しいことですが、この本の奥付には1800部と発行部数が示されていました。この発行部数はかなり少ない感じがするので、基本的には業界関係者向けに出版されたものなのでしょう。たまたまジュンク堂池袋店の書棚で見かけて、面白そうだったので買ってしまいましたが、全然畑違いの素人で買ってる人は少なそう。ジュンク堂は遠いけれど、こういう珍しい本に出会えることがあるので、ときどきは出かけることにしています。
2008年5月21日水曜日
クワの実

先日までは緑色だった桑の実が、赤く色づくようになってきました。童謡では、山の畑の桑の実を小籠に摘んだそうですから、食べられるんでしょうね。口にすれば甘そうにも見えまするが、毛がいっぱい生えていて、ちょっと食べる気にはなりません。
もうしばらくするともっと暗く赤く色づきますが、トリもあまり食べないようです。 なので、この木の下の地面に実が落ちているのをよく見かけるようになります。ちょうど並んで植わっている寒桜の落とす暗赤色のサクランボとこの桑の実と、人に踏まれて道路の染みになってしまうのが悲しい。

昔はおカイコさんを飼っていたという話を、定期的に往診している農家のご高齢の患者さんたちからはよく聞きます。桑畑がいちめんに拡がっていたのだそうです。また、世間的には新暦の8月15日頃がお盆ですが、こと地域ではおカイコさんの世話の忙しい時期とお盆が重ならないようにするために、お盆の行事を7月末ごろにしていたとも聞きました。今でも、7月末のお盆の風習は残っています。
それほどに養蚕がさかんだったわけですが、現在では桑の木をほとんどみかけません。この谷保駅のホームの外側の木と、他には2カ所くらいしか生えてる場所を知りません。みんな伐られて宅地になったのでしょうね。
2008年5月19日月曜日
フードプロセッサの刃でケガ
昨日、フードプロセッサのことを書いたのですが、あの後、野菜を刻んでいる途中でケガをしてしまいました。ガラスの容器の中にカットする野菜を入れていたのですが、左の親指の先端が刃に触れてしまったようです。チタンコーティングしてあるせいなのでしょうか、メーカの言う通りとても切れ味するどく、1cmもない傷なのにけっこう出血しました。絆創膏を取りに歩いた経路に血がぽつぽつ落ちていました。
包丁をつかって指にケガをしたことなんて、もう10年以上ないような気がします。新しい道具はやはり気を付けて使わないといけません。指のケガは水仕事に不便ですが、左の親指ってそれだけではなく、ボタンをとめる際に重要なことを認識させられました。
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包丁をつかって指にケガをしたことなんて、もう10年以上ないような気がします。新しい道具はやはり気を付けて使わないといけません。指のケガは水仕事に不便ですが、左の親指ってそれだけではなく、ボタンをとめる際に重要なことを認識させられました。
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2008年5月18日日曜日
テスコム TK4000
これまで存在すら気にかけたことがなかったフードプロセッサなのですが、急に欲しくなってしまいました。近くのビックカメラでいくつか比較してみましたが、おろし刃・みじん切り刃・スライス刃など複数の種類の刃がついていて、容器がガラス製で、値段もお手軽ということで、このTK4000を購入しました。
まずは大根おろし。酸っぱいものが好きなので、たっぷりの大根おろしにタバスコ少量とお酢をどばどばかけて食したりなどします。でも、年のせいか大根おろすと腕が疲れるなと感じてしまうようになり、以前より大根おろしを食べる機会が減っていました。
そこでフードプロセッサの登場です。手でおろす時は皮をむいた大根をそのままおろし金にあててもいいのですが、フードプロセッサの上蓋には挿入口があるので、そこに入れられる程度の大きさに大根を縦割りします。そして押し込むと、あっというまにおろせます。
大根を一本おろすとしても、楽々です。手でおろした大根と多少食感はちがいますが、私的には特に気になりません。また、手でおろした時も大根の手でつまんでいる部分はおろせない訳ですが、フードプロセッサを使うとおろせない部分がかなり大きめなのが、短所でしょうか。でも、おろせなかった部分も食べられますから、あまり問題ではないと感じました。
次に、餃子。基本的に野菜たっぷり、というか野菜だけの餃子をつくるので、包丁だと刻むのが結構たいへんでした。フードプロセッサをつかうと私が包丁で刻むよりももっと細かくしてくれます。この点には感激。
ただ、ニラでも白菜でもそのままではうまく処理してくれないので、ガラスの容器に入る大きさにまで事前に包丁で切る必要があります。ただ、これは適当に小さくすればいいので、大した手間ではありません。
ちょっと面倒に感じるのは一回ごとに処理できる量がそれほど多くはないことです。白菜半分を刻むにも数回に分ける必要があります。業務用ではない家庭用の道具なので、どこのメーカの製品でもこの点はやむを得ないのかも知れません。
野菜たっぷり餃子は、塩をして水を絞らないとぐちゃぐちゃになってしまいがちです。その点、フードプロセッサで切り刻んだ野菜は私が包丁で刻んだものより細かいので、塩しておいた後に水を絞りやすい感じでした。

この機械で改善してほしい点を挙げるとしたら、上蓋のこの写真では右側の部分でしょうか。これは上蓋を下側からみた様子ですが、おろし用の挿入口と上蓋の外周との間に隙間があります。この隙間は狭くて、私だと小指も入らないくらいです。でも、ここは処理している野菜がはさまることがあります。また、洗う際のこともありますから、できれば指が入る程度に広く設計した方が良かったのではないでしょうか。
私の場合、肉を買ってきて食べることがほとんどないし、生クリームをホイップすることもおそらく今後まずないと思うので、野菜を処理する用途にだけつかうことになりそうです。野菜の処理だと刃に繊維が絡まることはあっても、脂が付着することはないので、使った後に洗うのはラクでした。ただ、webを見てると、あの食肉偽装事件に触発されて、自分で挽肉をつくる目的でフードプロセッサを買う人もいるようです。脂ギトギトの刃や容器を洗うのはすこし手間かもですね。
テスコムってほとんど聞いたことのないメーカだったのですが、納得の使い心地でした。税込み7980円のお値段を考えても、満足できる道具だと思います。これからも頻繁につかうことになりそうです。
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まずは大根おろし。酸っぱいものが好きなので、たっぷりの大根おろしにタバスコ少量とお酢をどばどばかけて食したりなどします。でも、年のせいか大根おろすと腕が疲れるなと感じてしまうようになり、以前より大根おろしを食べる機会が減っていました。
そこでフードプロセッサの登場です。手でおろす時は皮をむいた大根をそのままおろし金にあててもいいのですが、フードプロセッサの上蓋には挿入口があるので、そこに入れられる程度の大きさに大根を縦割りします。そして押し込むと、あっというまにおろせます。
大根を一本おろすとしても、楽々です。手でおろした大根と多少食感はちがいますが、私的には特に気になりません。また、手でおろした時も大根の手でつまんでいる部分はおろせない訳ですが、フードプロセッサを使うとおろせない部分がかなり大きめなのが、短所でしょうか。でも、おろせなかった部分も食べられますから、あまり問題ではないと感じました。
次に、餃子。基本的に野菜たっぷり、というか野菜だけの餃子をつくるので、包丁だと刻むのが結構たいへんでした。フードプロセッサをつかうと私が包丁で刻むよりももっと細かくしてくれます。この点には感激。
ただ、ニラでも白菜でもそのままではうまく処理してくれないので、ガラスの容器に入る大きさにまで事前に包丁で切る必要があります。ただ、これは適当に小さくすればいいので、大した手間ではありません。
ちょっと面倒に感じるのは一回ごとに処理できる量がそれほど多くはないことです。白菜半分を刻むにも数回に分ける必要があります。業務用ではない家庭用の道具なので、どこのメーカの製品でもこの点はやむを得ないのかも知れません。
野菜たっぷり餃子は、塩をして水を絞らないとぐちゃぐちゃになってしまいがちです。その点、フードプロセッサで切り刻んだ野菜は私が包丁で刻んだものより細かいので、塩しておいた後に水を絞りやすい感じでした。

この機械で改善してほしい点を挙げるとしたら、上蓋のこの写真では右側の部分でしょうか。これは上蓋を下側からみた様子ですが、おろし用の挿入口と上蓋の外周との間に隙間があります。この隙間は狭くて、私だと小指も入らないくらいです。でも、ここは処理している野菜がはさまることがあります。また、洗う際のこともありますから、できれば指が入る程度に広く設計した方が良かったのではないでしょうか。
私の場合、肉を買ってきて食べることがほとんどないし、生クリームをホイップすることもおそらく今後まずないと思うので、野菜を処理する用途にだけつかうことになりそうです。野菜の処理だと刃に繊維が絡まることはあっても、脂が付着することはないので、使った後に洗うのはラクでした。ただ、webを見てると、あの食肉偽装事件に触発されて、自分で挽肉をつくる目的でフードプロセッサを買う人もいるようです。脂ギトギトの刃や容器を洗うのはすこし手間かもですね。
テスコムってほとんど聞いたことのないメーカだったのですが、納得の使い心地でした。税込み7980円のお値段を考えても、満足できる道具だと思います。これからも頻繁につかうことになりそうです。
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