今日は衆議院議員の選挙と一緒に、最高裁の裁判官国民審査がありました。この制度って何も書かない人は信任したことになるのが現状ですが、何も書かないと棄権・○は信任・×は不信任とすればもっと白熱するだろうとも思うのですが、まあ無理でしょうね。
で、今日はぜんぶで9名の名前がリストにありました。最高裁の裁判官定数が15名ですから、かなり多い感じ。みんな過去4年間に任命された人のようです。これも、政権交代が当たり前になると、アメリカの最高裁判事のようにリベラル派・保守派といった政治的傾向が問題にされる時代が日本にもくるのでしょうか?今のところ、日本の2つの大政党である自由民主党と民主党は、政治的な姿勢の違いが全然はっきりしませんから、すぐにはそうはならないと思われます。
日本の、特に自由民主党に所属する政治家は、政治的心情などお構いなしで、とにかく政権党にいたいというだけの人が多かったのだと思います。だから、総理大臣になっても一年もしないうちに平気で辞めちゃうし、しかもそれを恥じる気持ちもなく今回もまた立候補できるわけですよね。でも、政党というのは本来なら政治的な思想・心情を同じくする人同士が集まるものだと思うのです。ですから、政治家には、与党であれ野党であれ、自分の考えるところを実現するために政党に所属して欲しいし、できれば主な先進国の政党のように、機会の均等を重視するか分配の公平さを重視するかという観点で、別々の政党に分かれてもらった方がすっきりしていいのですが。
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