2008年9月9日火曜日

街路樹の日陰


先週、植木屋さんが作業している様子が見えた近くの道路の街路樹のイチョウですが、かわいそうなくらいに枝が落とされていました。まあ、台風とかで枝が何本か折れることもあるのだから、強く剪定されても枯れることはないのでしょう。でも、こんな無惨な剪定の仕方を見ると、街路樹って何のために植えてあるのか、疑問に思ってしまいます。


もう、本格的な暑さも終わりになりますが、夏の陽射しの強い時間帯に外を歩いていると、日陰が恋しくなります。ビルなど建物の日陰でもないよりはましですが、やはり一番快適なのは歩道の上にアーチ状に枝を伸ばしている街路樹です。こういう道は、歩いていてもかなりの涼しさを実感できます。


でも、こんな感じの街路樹だと歩道に落ちる影はわずかで、がっかり。この道路は建設されてから10年ほどたつので、管理者にその気があればもっと立派に成長していてもおかしくないはずですが、こじんまりと剪定されてしまっています。樹が高くなり枝が長く伸びると、電線にひっかかったり、落ち葉が多くなったり、沿道の家が日陰になったりなどで、苦情があるんでしょうか。実のなる樹を植えて欲しいとまでは思いませんが、日陰くらいは街路樹に期待したいものです。

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