2011年7月30日土曜日

MacBook Proのグラフィックカード故障の修理

7月24日日曜日の夜、MacBook Proを使おうとして蓋を開いてみてもスクリーンが真っ黒なままでした。電源ボタンを長押しするとじゃーんという起動音は聞こえてくるので、液晶のバックライトがきれてしまって画面が真っ黒なままなのかな、アップルケアの保証期間も一年ほど前に終了しているので液晶を交換すると10万くらいかかるかなと思いました。
むかしなら、Macが故障すると渋谷のNCRのクイックガレージに持ち込んでました。渋谷のクイックガレージは、本社ビル内の方にも駅の近くに移転した後にも何度もお世話になりました。でもクイックガレージはなくなってしまったとか。仕方がないので、予約して銀座店のGenious Barに行ってみました。Genious Barは初体験です。
バックライトがつかないと言ったら、担当の人はそうじゃないかもしれませんねと言って、後ろの壁に作り付けの収納棚の引出しからポータブルHDDくらいの大きさの道具を取り出しました。FireWireで接続して、(たしか)Dキーを押しながら再起動させ、グラフィックカードの不良だということがわかりました。この道具には、nvVidiaグラフィックテスト用と書かれた紙のラベルが貼ってありました。ラベルの紙は薄黒く汚れがていて、文字も少しかすれているので、かなり使い込まれているようです。同じ故障で持ち込んだ人がこれまでにたくさんいたということでしょうね。
担当の方のお話しでは、このグラフィックカードの故障の頻度は基準を超えているので、無料でロジックボードを交換してくれることになっているのだそうです。帰宅後、ぐぐってみるとAppleのサイトにMacBook Pro:ビデオ画像が歪む、またはビデオが表示されない問題というページがありました。2008年7月には問題の存在が明らかだったわけですが、全然知りませんでした。
2008年7月ですから、購入後一年の保証期間が過ぎた頃にこの故障を経験した人なら無償修理も当然の措置と感じるのでしょうが、私のMacBook Proはもうすでに購入後3年10ヶ月なので、経年劣化で故障してもおかしくないと感じる時期です。先ほどのページによると、「ご購入いただいてから 4 年以内に不具合が発生した場合は、MacBook Pro の保証期間終了後も無償で修理いたします。」となっていて、私の場合はあと2ヶ月すると経年劣化として処理されてしまうことになっていたわけで、そういう意味でもラッキーでした。
3-5日くらいで修理して送るとのことでしたが、iPadがあってもMacがないと不便な作業もあり、到着が待ち遠しかったのですが、7月29日の夜にクロネコヤマトの即日便というので配達されました。Genious Barに持って行ったのが26日の午後ですから、ほんとに3日で届きました。
ロジックボード(AppleはCPUがインテルになってもやはりロジックボードと呼んでいるのですね)が交換されていても、ハードディスクの内容はそのままで帰ってきました。欠けていたゴム足も一個足してくれたのと、本体も表面がきれいに拭かれていて、満足な修理です。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

渋谷のクイックガレージは、まだ営業していますよ。
http://www.gssltd.co.jp/individual/country/qg_shibuya.html

somali さんのコメント...

コメントありがとうございます。
何年か前に、Appleが対面修理用のパーツを供給しなくなったという話を聞いた記憶があります。それでクイックガレージもなくなるのだろうと思っていました。私の勝手な思い込みだったようです。ご指摘、ありがとうごさいます。