2007年10月28日日曜日

オリジナルのiPod

今月初めにPBG4からMacBook Proに乗り換えたのを機に、iPod classicを使い始めることとなり、6年間のお役目を終えて初代のiPodは引退することとなりました。我が家の初代と2台目のiPodの違いなど気付いた点をまとめてみます。

2001年の10月下旬に発売された初代のiPod。私はそれまで歩きながら外で音楽を聴く習慣はなかったのですが、見た瞬間に「これだ」っていう感触を覚え、その年の11月にアップルストアのサイトから買いました。4万7800円とかなり高価だったし最初はMacユーザーだけに向けた商品だったので、初めはあの白いイヤフォンをつけている人をほとんどみかけませんでした。正月に実家で妹と会った時に妹も同じiPodを持っていたので、やるなって感じたくらいです。

クリスマスシーズンにむけての発売だったということもあるのでしょうが、写真のようにオリジナルiPodのパッケージはとても凝ったもので、使い始める前からわくわくさせてくれました。iPod classicのパッケージは黒くてしゃれた外装だけど、結局は単なる箱なわけで、当時とのアップルの意気込みの違いが感じられます。また、ボックスの表示を見ると台湾製です。今は中国製ですね。

オリジナルのiPodで驚いたことの一つは電源専用のケーブルがないことでした。もちろん電気がないと動かないのですが、FireWireケーブルで接続すると自動的に充電もされるようになっていました。パソコンの周辺機器では当たり前かも知れませんが、オーディオ機器としてはとっても斬新に感じたわけです。Mac以外のPCとの接続を考えてか、iPod classicでFireWireがUSBになっていましたが、発想は同じですね。

あの白いイヤフォンのデザインは変化がないのかな。風があったりコードが引っかかったりすると耳からはずれやすいし、音がしゃかしゃかした感じなので、私は別に耳たぶをはさむかたちのヘッドフォンを別に買って使っています。また、オリジナルiPodのホイールは実際にぐるぐる回転させるものでした。PowerBookのトラックボールがトラックパッドに進化したように、ホイールは機械式でないものに変わっていて、iPod classicを最初手にしたときにはびっくりしました。

オリジナルのiPodは丈夫でした。落としてしまったことも何度かあったり、表面に小さなすり傷はたくさんついたけれど、一度も故障せずに6年間元気に働いてくれました。iPod classicを買うときにはお店の人にAppleCareも一緒に買うようにかなり薦められたのですが、今時のiPodは故障しやすいんでしょうかね。iPodに着せる服もたくさんお店に売ってたけど、みなさん表面に傷がつくのはいやなのかな。

オリジナルiPodの発売時にはiTMSはなかったのですが、iTunesはもちろんありました。一枚一枚CDから曲を取り込むのですが、当時はアーティストや曲の名前などの情報は自分で入力したんです。今はリッピングの時にDBからそういった情報を探しだしてくれるから簡単で、この点はiTunesの進化に感動させられました。

iTMSはiPod classicに乗り換えてから利用し始めました。もう新譜をおいかけてCDを購入する年齢でもないので、iTMSはとても手軽でいいですね。できれば20世紀の曲をもっと充実させてほしいとの、早くソニーでCD出してるミュージシャンの曲も買えるようになってほしいものです。

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