通勤で歩く道ばたにある畑。一ヶ月くらい前に何か植えられ、葉っぱが2-3枚になるとアブラナ科の野菜だなと判明。そのうちにキャベツよりももっとしっかりした大きな葉が何枚も出てきて、ブロッコリーだった。株によって蕾をつける時期に早い遅いがあるようで、まだ蕾のつき始めている株はほんの少し。この写真のブロッコリーもまだピンポン球大で、食べるにはもうしばらく時間がかかりそう。
ブロッコリーとカリフラワーを比べると、ブロッコリーの方が好き。お湯でゆでると甘みが出るのでそのまま食べてもいいし、また他の温野菜といっしょにドレッシングで食べるのもおいしい。東京で露地栽培しているのは冬にかけてのようだけど、夏でも北海道産や輸入品があるので入手しやすい。カリフラワーはちょっと硬めな印象があり、自分で使うとしたら煮込む料理になっちゃうので、冬しか買わないかな。
野菜を考えてみると、葉付き大根とか小松菜のように畑に植わってる植物としての姿と八百屋さんで売っている商品の姿がそれほど違わないものがある一方、このブロッコリーや果菜類のように畑に植わっている植物の一部しか商品として店頭に並ばないものもある。蕪なんかは葉付きのまま売っていることが多いし、茎も葉も食べられる優等生の野菜。
それに対してブロッコリーの場合、茎の元にちっちゃな葉っぱがついてることはあっても、光合成の主力となっているあの大きな葉っぱがついたまま売られているのを目にしたことはない。ブロッコリーの株は膝上くらいまである大きな植物だが、そのほんの一部しか人間の口には入らないわけで、残りがどうなってしまうのか気になっている。飼料や肥料の原料として有効利用されているのか、それとも収穫が終わった後は集めてゴミになるのだろうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿