本は、可能ならばネット書店ではなくリアルの本屋さんで買うことにしています。買う前に手に取って中味を確かめることはリアルの本屋さんでしかできないので。行きつけの本屋さんの棚にどんな本があるかは結構覚えてしまうものですが、平置きの本の方には変化があるのでしょっちゅう通うことになります。
店頭で見つけた本を買う以外に、本選びの参考にしている情報源その一は書評です。書評目的で新聞・雑誌を手に取ることはありませんが、購読している新聞や雑誌の書評には目を通します。
新聞の書評は半分くらいが小説にあてられている気がします。しかし、昨日書いたエピソードのおかげで、残りの人生で読める本の数には限りがあることに気付いた時から、自分の中で小説を読む気が失せてしまいました。また、小説以外の書評でも読みたくなるような本の紹介はそれほど多くはありません。でも、いまの朝日新聞だと、山下和久さんの紹介している本は結構波長が合う感じだし、その他にもまま発見がありますね。
このブログを含め、ウエブ上で本を紹介しているサイトもたくさんあります。ただ、書評目的でウエブをさまようことまではしていません。気になることを検索して発見したサイトの中に、面白そうな本の紹介があればチェックするという感じです。
あと、注やリファレンスの記載されている本を読むことが多いので、そこで言及されている本を購入することもあります。面白い本のリファレンスにある本はやはり面白いことが多いような。ただこの方法だと、より古いものしかひっかからないのが欠点ですが。
口コミはあまり本選びには役に立たない感じです。というのも、周囲に同じような嗜好の本好きの人がいないので。ただ、口コミは全然知らない分野の本の発見には役立つと思います。
口コミに関連してですが、本をプレゼントされることがあります。あれって本当に当惑させられます。自分の気に入った本があったら、他人に紹介したくなる気持ちはとってもよく分かります、でも、それを贈っちゃうと言うのは一種の時間泥棒予備犯というか、とにかく私の理解を超えた行為なのです。読むべき本を子供に指導してあげるために贈るならいいとは思うのですが。
本って一人一人読みたいものが違います。また、人が一生のうちに読めることのできる本の数は決まっていて、私の場合だったらもう一生分の本のうちの三分の二は読み終えてしまったくらいだと思います。なので、仕事や試験などで必要に迫られて読む本は別にして、できれば好きな本だけを読みたいのです。
好みでないのに贈られた本だからということで読むのは、贈り主を時間泥棒の実行犯にしてしまうことになるので避けたいし、かといって積ん読になってしまったままずっと放っておくのもとっても気になるもの。贈られて読まれないままの本はかわいそうではあるので、その本のご供養のためにも私が死んだらお棺にでも入れてもらうのがいいのかな。
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