2008年7月25日金曜日

濃縮尿は知覚可能か

蒸し暑い日が続いていますね。ちょっと外を歩くと汗だくになってしまいます。また、余程のことがない限り我が家はエアコンで冷房することがないので(今シーズンはまだエアコンのスイッチ入れたことがありません)、MacBook Proをラップトップで使ったり、ベッドで眠ったりするだけでも、それなりに汗をかいてしまいます。

汗が多くなる季節と言うことで、TVの天気予報でも熱中症に気を付けるように呼びかけられています。飲水に心がけるようにしてはいても、汗をかかない季節に比較すると、おしっこの回数が少なくなりますよね。起床後すぐにトイレに行くと、その次のおしっこは午後になってからなんてこともあります。そういうときは尿の色が濃くなる状態、濃縮尿になっています。

で、トイレに行って濃縮尿が出るときって、水洗便器の水と混じりつつあるおしっこの色を見て濃いなと分かるだけでなく、なんとなく濃いおしっこが出つつあるのが自覚できる気がするのです。尿道のあたりが、薄い尿の時と比較して、なんというか、より暖かく熱く感じられるのです。濃縮尿は薄い尿に比較して浸透圧が高いでしょうから、尿道の粘膜がそれを感知しているのかなとも思うのですが、どうでしょう。

女性は尿道が短いから感じにくいかも知れないけど、男性なら同感してもらえますよね?もし、濃縮尿を感知できるようなら、膀胱炎や尿道炎の時に排尿痛や刺激を感じるのも、炎症に際して膀胱や尿道の粘膜の知覚閾値が低下して、ふつうの濃さの尿に対しても敏感になり、痛みとして感じてしまうのかなとも想像してしまいました。

とまあ、こう妄想していながら一つ気付いたことがあります。それはトウガラシです。一昨日・昨日とブログに書きましたが、 タバスコ入りトマトジュースにしてもカレーにしても、私はトウガラシの辛さがすきなんですね。キムチなんかもふつうの市販のものは辛さがちっとも気にならないし、毎日のように食べてます。

トウガラシに辛さをもたらす主成分はcapsaicinです。もしかすると、尿の浸透圧ではなく、食事として摂ったトウガラシの中のcapsaicinが濃縮尿の尿道への温感・熱感の原因なのかもしれません。尿道にカテーテルを挿入するとき、特に男性では痛みを訴えます。なので、尿道粘膜には痛覚のレセプターがある訳で、capsaicinが尿中にあれば温感・熱感をもたらすはずです。トウガラシを常食している人の尿中にはcapsaicinが排泄されていて、しかも濃縮尿ならcapsaicin濃度も普段よりいっそう高くなっているでしょうから、熱く感じても不思議ではないような。

そこでcapsaicinについてググってみました。capsaicinは腸管から吸収され他後は即座に肝臓で代謝され、代謝産物が尿中に排泄されるのだそうです。ここまでは予想通りです。ただ、capsaicinの代謝産物は、capsaicinの生理活性を持たないと書いてあるんですね。生理活性を持たないということは、辛くない、痛覚レセプターに温痛覚をもたらさないということなんでしょうが、本当なのかな?

本当かどうかは、ココイチで10辛のカレーを食べて、翌日朝一番のおしっこの味見をして辛さの有無を確かめてみれば分かるような気もします。でも、今のところそこまでの勇気はありません。

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