2007年11月16日金曜日

歩道の縁石


歩道が途切れて車道に移行する部分に、こんな風に中央に切り欠きがついて段差を少なくした縁石が、設置されているところを見かけるようになりました。切り欠きのついた縁石は2個並べられているので、おそらく車いすの両側の車輪が通過しやすいように工夫されているのかなと思います。バリアフリーの実践ですね

ただ、ここで不思議に思うのは、こういった段差の少ない部分がコーナーの2カ所だけに設けられるのはなぜなのでしょう。コーナーの縁全体に、中央だけでなく全面に段差のない縁石を並べたらいいのにと思ってしまいます。

というのも、自転車に乗っていて車道と歩道の境の縁石で転倒して、骨折などの怪我をした人を少なからず診た経験があるからです。若い人にとっては全く苦にならない段差でしょうが、ふらふらと走る高齢の自転車利用者にとっては、歩道の縁石はかなり危険な存在なのです。

もしかすると、国土交通省の基準か何かのせいで、こういう風にしか段差をなくせないようになってるのかな。

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