インフルエンザの流行が昨年より早く始まっていると、TVの番組で報じていました。そのためもあってか、インフルエンザの予防接種を受けに来る方がたくさんいらっしゃいます。
高齢者の接種料金の半額が公的に補助される制度もすっかり定着したようです。今シーズンもこの制度での接種期間が始まってからもう一ヶ月が経ちましたが、まだまだ出足は落ちていません。非高齢者で接種を希望して来る人も少なくなく、合計毎日10人以上といった感じです。
接種前には診察をして、副反応などの説明をします。接種した部位が腫れて痛痒くなることが少なからず起きるので、そのこともお話しするのですが、毎年のように接種している方の場合、「これまではだいじょぶだった」と話を打ち切ろうとするかのように返答する方がとても多いのに気付きます。
熱い物に触れたら思わず手をひっこめるのと似たように一律の反応で、こういうシチュエーションだとこういう反応って決まってる感じ。こういった決まり切った反応の奥にはヒトの本質の一部が潜んでいるのでは、と思うわけです。きっと「これまでAだったもの・ことは、これからもAである」というような考えた方・感情の回路がヒトの脳にはあるんじゃないかな。
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