2007年12月20日木曜日

血圧計のマンシェット

ふだんの診察では手動の水銀血圧計をつかって、血圧を測定している。 自動血圧計を用意してある医療機関で仕事をする機会も少なくはないが、希望があれば改めて手動で計るようにしている。血圧測定も大事なコミュニケーションの一環だと思うので。

で、血圧測定の際に上腕に巻くマンシェット。嚢状のゴムをコットンの布製の袋で包むような構造をしている。長年つかっていると、このコットンの布の部分が次第に柔らかくなってきて、自分の手にしっくりしてくる。個人的には古いマンシェットの方が使いやすくて好み。しかし、あまり古くなるとゴムの劣化やマジックテープがしっかりとまらなくなるので、交換することになる。

交換後の新しいマンシェットは固くて扱いにくい。新品のジーンズやおろしたての真っ白なスニーカーを履いてるような気分なのである。でも、ストーン・ウオッシュのマンシェットなんて売ってないようだから、こういう感覚を持ってるのは私だけなのかな。

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