2008年1月24日木曜日

スギ花粉症 初期療法

先週からずっと寒い日が続いていて、昨日は雪が降ったりなど冬全開の時節ですが、今週になってからぼつぼつとスギ花粉症の人が来院しています。とはいっても、さすがにまだ症状があっての受診というわけではありません。

スギ花粉症の場合、治療のガイドラインでも勧められていますが、症状が出る前から治療を始める初期療法があります。私自身もスギ花粉症ですが、この初期療法を行うと、シーズンに入ってからの症状が多少なりとも軽くなることを実感しています。ベテランの患者さんたちも、やはり同じ体験をしているわけで、1月中から来院するわけですね。

具体的には抗アレルギー剤・第二世代抗ヒスタミン剤を服用するのですが、私の場合特にブランドにこだわりはないので、勤め先で採用されているエバステルを昨日から服み始めました。

例年、2月上旬から飛散(ATOKだと変換の第一候補は「悲惨」でしたが、たしかにスギ花粉症の人にとっては悲惨の方がふさわしいかも)が始まり、今年は飛散量も例年なみになると予想されています。

今日もまだ風が冷たく、週間予報でもまだ最高気温10度以下が続くようです。でも、その後ちょっとでも暖かくなるとすぐに花粉が飛び始めるでしょうから、花粉症の方はおはやめにどうぞ。

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