2008年1月12日土曜日

SheepShaver コピーペースト

SheepShaver内で動くアプリケーションと、OS Xのアプリケーションの間で、コピーペーストができます。しかし、どんなアプリ間でも可能というわけではありません。テキストのやりとりにさえ制限があります。

SheepShaverからOS Xへのコピーペーストですが、マックドローPro、クラリスワークス4、Photoshop3などからのコピーペーストはできません。それに対して、SimpleTextやGraphicConverterなどからはOS Xへのコピーペーストが可能です。多数のアプリを検証した訳ではないのですが、Drag and Dropに対応しているアプリからでないとだめな感じがしました。

ただし、マックドローPro、クラリスワークス4、Photoshop3などからOS Xへのコピーペーストが全く不可能なわけではありません。これらのアプリからいったんSimpleTextやGraphicConverterにペーストし、あらためてそこからコピーして、OS Xのアプリにペーストすることが可能です。テキストやビットマップはこれでOKですが、ムービーなんかがどうなるのかは、試していません。

OS XのアプリからSheepShaver内で動くアプリへのコピーペーストですが、テキストの場合にはリッチテキストから標準テキストに変換してからコピーペーストします。そうでないと、うまくペーストできないだけでなくSheepShaverがフリーズする可能性大です。なお、ブラウザのURL入力欄などのように、もともとリッチテキストを扱わないところへは、変換せずにそのままペーストしても大丈夫でした。


リッチテキストから標準テキストへは、Pagesなら標準テキスト形式で書き出したり、Wordではテキストのみで別名で保存すればできます。また、コピーする分量が多くなければ、テキストエディットにいったんペーストして変換する方がお手軽かもしれません。

ビットマップグラフィックは、そのアプリがサポートしている形式ならOS Xからのペーストを受け入れることが可能なようです。Photoshop3へもペースト可能でした。SheepShaverからOS Xへは前述のGraficConverterを経由する方法でOKです。ただ、ベクターPICTのコピーペーストは、上記のアプリを試してみた範囲では双方向ともコピーペーストできませんでした。


 SheepShaverでMac OS9
 SheepShaver OSインストール後にまず
 SheepShaver コピーペースト
 SheepShaver OS Xとのファイルのやりとり
 SheepShaverの使いごこち
 SheepShaverはつかえるか?

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